A.タバコの問題となる使用様式で、臨床的に意味のある障害や苦痛が生じ、以下のうち少なくとも2つが、12か月以内に起こることにより示される。
(1)タバコを意図していたよりもしばしば大量に、または長期間にわたって使用する。
(2)タバコを原料または制限することに対する、持続的な欲求または努力の不成功がある。
(3)タバコを得るために必要な活動、またはその使用に多くの時間が費やされる。
(4)渇望、つまりタバコ使用への強い欲求、または衝動
(5)タバコの反復的な使用の結果、職場、学校、または家庭における重要な役割の責任を果たすことができなくなる(例:仕事への障害)
(6)タバコの作用により、持続的、または反復的に社会的、対人関係が起こり、悪化しているにもかかわらず、その使用を続ける。
(7)タバコの使用のために、重要な社会的、職業的、または娯楽的活動を放棄または縮小している。
(8)身体的に危険な状況においてもタバコの使用を反復する(例:臥床中の喫煙)
(9)身体的または精神的問題が、持続的または反復的に起こり、悪化していることをしっているにもかかわらず、タバコの使用を続ける。
(10)耐性、以下のいずれかによって定義されるもの:
(a)期待する効果に達するために、著しく増大した量のタバコが必要
(b)同じ量のタバコの持続使用で著しく効果が減弱
(11)離脱、以下のいずれかによって明らかとなるもの:
(a)特徴的なタバコ離脱症候群がある
(b)離脱症状を改善したり回避したりするために、タバコ(またはニコチンのような密接に関連した物質)を摂取する。