レストレスレッグス症候群(むずむず症候群)Restless Legs Syndrome

A.脚をうごかしたいという強い欲求は、通常、落ち着かない不快な下肢の感覚を伴い、またはそれに反応しており、以下の特徴のすべてを有している。

(1)脚を動かしたいという強い欲求は、安静時または低活動時に始まるか、増悪する。

(2)脚を動かしたいという強い欲求は、運動することで、部分的または完全に改善する・

(3)脚を動かしたいという強い欲求は、日中より夕方または夜間に増悪するか、または夕方または夜間にしか生じない。

B.基準Aの症状は週に3回以上生じ、その状態が3か月以上続いている。

C.基準Aの症状は、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、教育的、学業的、行動的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。

D.基準Aの症状は、他の精神疾患または他の医学的疾患(例:関節炎、下肢の浮腫、末梢虚血、下肢けいれん)によるものではなく、行動的障害(例:姿勢による不快感、貧乏揺すり)では説明できない。

E.その症状は、乱用薬物または医薬品の生理学的影響(例:アカンジアによるものではない。