A.認知症または経度認知障害の基準を満たす。
B.臨床的特徴が以下のうちどちらかによって示唆されるような血管性の病因に合致している。
(1)認知欠損の発症が1回以上の脳血管性発作と時間的に関係している。
(2)認知機能低下が複雑性注意(処理速度も含む)および前頭葉性実行機能で顕著である証拠がある。
C.病歴、身体診察、および/または神経認知欠損を十分に説明できると考えられる神経画像所見から、脳血管障害の存在を示す証拠がある。
D.その症状は、他の脳疾患や全身性疾患ではうまく説明されない。