認知症(DSM-5)

A.1つ以上の認知領域(複雑性注意、実行機能、学習および記憶、言語、知覚ー運動、社会的認知)において、以前の行為水準から有意な認知の低下があるという証拠が以下に基づいている:

(1)本人、本人をよく知る情報提案、または臨床家による、有意な認知機能の低下があったという懸念、および

(2)標準化された神経心理学的検査によって、それがなければ他の定量化された臨床的評価によって記録された、実質的な認知行為の障害

B.毎日の活動において、認知欠損が自立を阻害する(すなわち、最低限、請求書を支払う、内服薬を管理するなどの、複雑な手段的日常生活動作に援助を必要とする)。

C.その認知欠損は、せん妄の状況でのみ起こるものではない。

D.その認知的欠損は、他の精神疾患によってうまく説明されない(例:うつ病、統合失調症)