①日常の出来事からストレスの度合いを測るもの
その指標の1つに人生の出来事をストレッサーの対象としたホームズ&レーンのライフイベント論というものがあります。
ライフイベント論では例えば、結婚は50のストレスになるとしています。また友人の死37などとされています。
以下 様々な人生上の出来事、ライフイベントとストレス強度との関係です。
順位 日常の出来事 ストレス強度
1 配偶者の死 100
2 離婚 73
3 夫婦別居 65
4 刑務所への収容 63
5 近親者の死亡 63
6 本人の大きなけがや病気 53
7 結婚 50
8 失業 47
9 夫婦の和解 45
10 退職・引退 45
11 家族の健康の変化 44
12 妊娠 40
13 性生活の困難 39
14 新しい家族メンバーの加入 39
15 仕事上の変化 39
16 家族上の変化 38
17 親友の死 37
18 配置転換・転勤 35
19 夫婦ゲンカの回数の変化 35
20 一万ドル以上の借金 31
21 借金やローンの抵当流れ 30
22 仕事上の地位の変化 29
23 子女の結婚 29
24 親戚関係でのトラブル 29
25 個人的な成功 28
26 妻の就職・退職 26
27 進学・卒業 26
28 生活環境の変化 25
29 個人的習慣の変更 24
30 上司とのトラブル 23
31 労働時間や労働条件の変化 20
32 転居 20
33 転校 20
34 レクリエーションの変化 19
35 社会活動の変化 19
36 宗教活動の変化 18
37 一万ドル以下の借金 17
38 睡眠習慣の変化 16
39 家族の数の変化 15
40 食生活の変化 15
41 長期休暇 13
42 クリスマス 12
以上、
どういったライフイベントがあれば、どのくらいのストレスがたまるかわかるわけですが、よく考えてみると、配偶者の死や、離婚、結婚、友人の死などは、そうめったにあるものではありません。