パーソナリティーについて
心理学ではパーソナリティーは「人格」と訳されることが多い 人格とは変容可能性であり他者から見た客観的な意味合いをもつ事が多いものとして捉えられることが多い。
というのもpersonality の語源はpersona(古代ローマにおいて役者が他人を演じる時に使用した仮面を指す)と言われているからである
。
一方「キャラクター」は「性格」と訳されることが多い。
「性格」の意味合いは多くの場合、内的側面、感情、意思などを含んだ意味合いで用いられる。
しかし、現在では明確な意味分けはなされていない 。
Allport,G.W は
「パーソナリティーとは 個人の中にあって、その人の 特徴的な 行動と考えとを 決定するところの 精神身体系の ダイナミックな組織である」と定義した
。
パーソナリティーとは発達に伴い変化する物と考えられている。
このパーソナリティーを把握する方法については 記述と説明といったアプローチから行われている。
パーソナリティーの記述とは「性格を記述していこうというもの」説明とは「性格を説明していこう」というもの。
記述的アプローチには 一定の基準で人をタイプ分けする「性格の類型論」と1つや2つの視点ではなく外交性、社交性、真面目さ、独創力などといった多くの要素から人の性格を捉える「性格の特性論」がある
。
性格の類型論として代表的なものがクレッチマーの類型やユングの類型である