第8章ストレスとメンタルヘルス

第8章 ストレスとメンタルヘルス

ストレスの基になる出来事=ストレッサー
ストレッサーには・・
・発達的ストレッサー(進学、就職、結婚、老化)・・発達していく中で誰もが経験する
・偶発適ストレッサー(事故、災害、病気、死別)・・予期できないもの
の2種類があります。
・危機状態・ストレス過程
危機は人に色々な作用を与えます。
やる気が出たりする→プラス面に働く、重圧感からやる気をなくすマイナス面に働く
同じ出来事でも両方に働く訳です。
マイナスに働いた場合「ストレス反応」と呼びます。

・ストレス反応を決定するもの
ストレス反応を決めるものは
「認知的評価」「対処行動」(コーピング反応)があります。
認知的評価は目の前に起こった現実をどの様に捉えるか、つまりその個人の物事の捉え方といえます。
対処行動とは目の前のストレッサーにたいしてどの様に対処するかです。
この2つの機能によってストレッサーはストレスになる場合もありますし、そうでならない場合もあります。
ストレスが心理的な負担を与える時、大きすぎるストレッサー、ストレッサーが続く場合、もともとストレスに弱いパーソナリティー(性格)を持っていた場合、
援助、ソーシャルサポートといった、ストレッサーがかかった場合の家族、知人、地域社会などの協力が必要です。

例えば話し相手になってくれるとか・・
ストレスが多大な心理的負担を与えをれによって病理を引き起こす事があります。
それが心因性の病理です。同じ出来事を経験しても、Aさんはうれしかった、しかしBさんは苦しかった。これはパーソナリティーの差で生まれると考えられています。
その差が病理を生み出すきっかけとなることは確かです。

ストレスマネジメントの重要性はここでも垣間見れます・・