第12章 記憶
記憶の過程は 3段階に分けて考えられます。
第一段階・・・・符号化
第二段階・・・・・貯蔵
第三段階・・・・検索
さて、それぞれについて説明します。
情報は必ずしもその形のままではなく、情報として変換されることを符号化と呼びます。
貯蔵とは記憶を保持する過程、また物事を思い出すときの過程を検索と呼びます。
対する忘却とは忘却の原因としては、他の情報がもともとあった情報を忘れさせてしまうことです。
これを干渉と呼びます。
記憶には大きく分けて2つあります
1つは短期記憶で、2つめは長期記憶です
短期記憶は電話番号を一時期覚えているようなもので容量も明らかにされています。
その容量は(この場合1つの言葉のまとまり)を1チャンクと呼んだとき、7±2チャンクと言われています
しかし、このような短期記憶も何度も繰り返すことで長期記憶に転送される場合があります。
それでは長期記憶とはどういったものでしょう。過去に経験した事柄を一生にわたって覚えているのが長期記憶です。
たとえば自分の名前がそうではないでしょうか?
忘却に関して忘却曲線はあまりにも有名ですが、半日~1日が物事を忘れないようにするポイントと言えるでしょう。なぜなら人の忘却は半日~1日の間にその大部分を忘れその後は数日にわたって忘却率はあまり変化しません。
ですから半日~1日うちに復習したらよいでしょう