レニン-アルドステロン

レニン-アルドステロン
基準値
レニン (安静臥位)0.2~2.7ng/ml/h
(立位)0.2~3.9/ml/h
アルドステロン (安静臥位)2.8~13.6ng/ml/h
(立位)8.4~22.4ng/ml/h
(尿中)2~12μg/日

異常を示す場合

レニン、アルドステロンともに高値・・・・・腹水を伴う肝硬変、うっ血性心不全、ネフローゼ症候群、腎血管性高血圧症、突発性浮腫、バーター症候群、偽性低アルドステロン症、続発性アルドステロン症、レニン産生腫瘍、ナトリウム喪失性腎臓炎など
レニンが高値でアルドステロンが低値・・・アジソン病(原発性、副腎機能不全症)
レニンが低値でアルドステロンが高値・・・・原発性アルドステロン症(コーン症候群、副腎腫瘍)続発性アルドステロン症(両側副腎皮質過形成)、ACTH依存性アルドステロン症など
レニン、アルドステロンともに低値・・・デオキシコルチコステロン過剰症、デキサメサゾン依存症、本態性高血圧症の一部、甘草由来の薬剤の摂取