出血時間

出血時間
基準値・・・・Duke法:1~5分、Ivy法 2~8分

異常を示す場合
延長・・・血小板減少による延長:再生不良性貧血、急性白血病、特発性血小板減少少性紫斑病(ITP)、播種性血管内凝固症候群(DIC)、重症肝障害、がんの転移による造血障害、放射線照射など
・・・血小板の異常による延長:血小板無力症、Bernard-Soulier症候群、骨髄腫、尿毒症、SLEなど
・・・血管の異常による延長:遺伝性出血性末梢性血管拡張症、壊血病など
・・・薬剤の影響による延長:アスピリン、ジピリダモール、インドメタシン、コカイン、フェントラミンの筋肉注射、デキストランの静脈注射など